平成25年に行われた日本糖尿病学会で、新たな目標値が示されました(下図参照)。
コントロールの指標としてはHbA1cを重視して行うことが記載されています。









※この国のHbA1cは NGSP値
注1) | 適切な食事療法や運動療法だけで達成可能な場合、または薬物療法中でも低血糖などの副作用なく達成可能な場合の目標となる。 |
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注2) | 合併症予防の観点からHbA1cの目標値を7%未満とする。対応する血糖値としては、空腹血糖値130mg/dl未満。食後2時間血糖値180mg/dl未満をおおよその目安とする。 |
注3) | 低血糖などの副作用、その他の理由で治療の強化が難しい場合の目標とする。 |
注4) | いずれも成人に対しての目標であり、また妊娠例は除くものとする。 |
もちろん治療目標は個々の患者さんの年齢、罹病期間、臓器障害、低血糖の危険性、家族のサポート体制などを考慮して決めることが重要です。