主な症状は、約10〜12日間の潜伏期間を経て、38℃以上の高熱、咳・鼻水・目の充血などの風邪症状が2〜4日続き、その後熱が一旦下降した後に、再度39℃以上の高熱と顔から全身へ広がる赤い発疹が出現します。口の中に白い小さな斑点 (コプリック斑) がみられることもあります。高熱が長く続くことがあり、肺炎や脳炎などの合併症を起こす場合もあります。
治療は特効薬がなく、解熱や水分補給などの対症療法が中心です。何よりも重要なのは予防で、麻しん風しん混合 (MR) ワクチンを2回接種することで高い予防効果が得られます。接種歴が不明な方や未接種の方は、母子手帳などで確認し、必要に応じて接種をご検討ください。
なお、麻疹患者と接触した場合、接触後72時間以内であれば、緊急ワクチン接種により発病を予防できる可能性があります。