超音波診断装置
超音波でわかる心臓・血管の健康状態
開院10年を機に、超音波診断装置を先端の機種(GEヘルスケア社製Vivid T8)に刷新しました。この超音波診断装置は、大学病院や基幹病院で使用されている機種と同等の基本性能を持っており、頸動脈をはじめとして心臓や腹部の状態を詳しく診ることができます。また超音波検査は薬を使わず痛みも伴いませんので、安心して受けていただくことが可能です。検査は10~15分程度で終わります。
血圧脈波検査装置
血管のしなやかさを測定します
先端の血圧脈波検査装置を使用します。胸部と両手首に電極を装着し、左右の上腕部と左右の足首の血圧を同時に測定します。5分~10分程度で、すぐに結果がわかります。この検査では、下肢の血管のつまり具合を測定することが可能です。
血管内皮機能(FMD)検査装置
動脈硬化の初期段階を
捉えることができます
動脈硬化は、血管内膜にある一層の内皮細胞の機能が低下することから始まります。FMD検査は、この血管内皮細胞の機能を診ることができる検査です。FMDはFlow Mediated Dilationの略で、日本語では血流依存性血管拡張反応と言い、カフで前腕を締めその後の血管拡張を超音波で診る簡便な検査です。検査は10分程度で終了します。
生化学分析装置
生活習慣病の治療と予防に
糖尿病診断項目の一つであり管理の指標でもあるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)と、脂質異常症の検査項目である血中脂質(総コレステロール、HDL-コレステロール、トリグリセライド )を迅速に測定できるPOC分析装置を設置しております。この装置の導入により、指先などから得た微量の血液を用いる、安全で簡単な検査が可能になりました。
グルコース分析装置
血液中の血糖値をより正確に
測定します
ごく少量の血液で、通常の簡易型血糖測定器よりも正確に血糖値を測定することが可能です。
液凝固モニタリング検査装置
院内でワーファリンの効果が
判定できます
少量の血液で、経口抗凝固薬ワーファリンの治療効果(PT-INR)が測定できます。また約1分間で測定結果が出るため、その場で的確な薬剤量を決定することが可能です。
インフルエンザウイルス分析装置
インフルエンザの早期発見、
早期治療のために
当院では、CMでおなじみの富士フィルム社ウイルス分析装置「IMMUNO AG1」を導入しました。この装置は、写真の現像技術の応用により標識を約100倍に増幅させることで、インフルエンザウイルスの検出能力を飛躍的に向上させました。そのため、ウイルス量が少ない発症初期の検体でも検出が可能になり、特にインフルエンザの早期発見・早期治療に役立ちます。
スピーチプライバシーシステム
患者さんのプライバシーのために
診察室の会話から漏れてしまう患者さんのプライバシーや、個人情報を保護するため「情報マスキング音」を流す機器を設置しています。
空気循環式紫外線清浄機
院内の空気を光除菌
院内の空気を取り入れ紫外線ランプで除菌し、清潔な空気を院内に送り出す空気清浄機です。
AED
自動体外式除細動器
AED(自動体外式除細動器)とは電気ショックが必要な心臓の状態を判断できる心臓電気ショックの器械です。