6/21(月) にカリフォルニア大学のクルツ教授が来豊され、「 What is the Optimal Drug for Hypertension Treatment? 」という演題名で特別講演が行われました。クルツ教授は、米国高血圧学会会長を歴任されている大変ご高名な先生で、豊橋では珍しい同時通訳ありでの講演となりました。
先生は講演の中で、「塩分感受性高血圧」に対して、我々が通常信じている説(Guytonの“容量負荷”説)に対して疑問を投げかけ、新しい“脈管機能障害”説を提唱されました。そしてこの観点から、現在の高血圧治療にとって最適の降圧薬は何か、をわかりやすくご解説いただきました。同時通訳のかいもあってか、フロアとの質疑も活発に行われ、大変有意義な講演となりました。
なお下の写真は懇親会の席上で、クルツ教授とご一緒させていただいた際のものです。